<   2014年 01月 ( 6 )   > この月の画像一覧

高山の陸軍標石


松明峠から約600m北東に259mピークがあります。
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そこから北西に下りていく道があります。
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下りていくと途中から道が不明瞭になりますが、
岩崎広場のすぐ横に下りられます。

その途中に「陸軍用地」と刻まれた標石があります。
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横の面にも文字がありますが、判読できません。
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その昔、ここは陸軍の演習地だったのかもしれません。
昔の名残をよくとどめていたものです。
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by harahira2 | 2014-01-20 21:41 | 弓張山系 | Comments(0)

二川浅間山


二川浅間山は弓張山系の尾根から
南東に張り出した小さな支尾根にある小山です。
松明峠のほぼ東になります。

豊橋自然歩道の「ホ56」の標示があるところ、
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わたしが「杜松岩」と呼んでいる展望岩のすぐ横に
手書きの「葦毛湿原」「二川駅」を示す標示があり、
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そこから真っ直ぐに南東に下ってたどりつけます。

ここには石を組んだ覆いの中にほこらがあり
浅間山と呼ばれていることからみて
富士信仰の浅間様をまつってあるものと思われます。
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覆いは自然石を積み上げた素朴なつくりですが
しめ縄も新しいものが付けられていて
地元の人が大事にしているようです。

浅間山を名乗っていることからすると
ひょっとしてここから富士山が見えるのかと思いましたが、
ここの高さがわずか139mなことを思い出しました。
後ろには200mを越える山が控えています。
見えるはずがないですね。
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by harahira2 | 2014-01-20 21:35 | 弓張山系 | Comments(0)

松明峠近辺からの富士山


松明峠近辺を歩いてきました。

岩崎自然歩道から豊橋自然歩道本線に入って
松明峠方面に向かい、
259mピークから100mほど南、
松明峠まであと5,600mのところに
富士山のビューポイントがあります。
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昨年3月3日のレポートでも紹介しました。
昨年撮影した看板。
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ここで初めて富士山を見ることができました。
(写真だとわかりにくいですが・・・)
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この日は東の方はうすく霞がかかって
とても澄み渡っているとは言えない状態だったので
まったく予期していませんでしたが、
じっくり見るとうっすらと富士山が見えました。
こんな日に見えたのですから、
「一年に一、二回」どころではなくもっと見えるはずです。
また、この日見たのは午後1時ごろでしたから、
午前中だけということもないはずです。

おそらく弓張山系の稜線から見える
最南端ではないでしょうか。
思いがけないものを見てうれしくなりました。
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by harahira2 | 2014-01-20 21:33 | 弓張山系 | Comments(0)

シモバシラ


新城市の五葉湖(大原調整池)に
シモバシラの氷柱を見に行きました。
数ある植物のなかで氷柱ができる植物は
このシモバシラだけのようです。
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根っこがすっかり凍って
枯れてしまわないかと心配になります。
ウィキペディアでは、
シモバシラは冬になっても
「枯れた茎の道管に水が吸い上げられ続ける。
そして、外気温が氷点下になると、
道管内の水が凍って、茎から氷柱ができる。」
となっています。
しかし、導管内の水が凍っただけなら、
棒状の氷になるはずだと思います。
不思議ですね。
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by harahira2 | 2014-01-19 21:35 | 弓張山系 | Comments(0)

中山古道踏破


中山古道とはわたしが勝手につけている名で、
かつて豊橋の中山と浜松の平山地区を結ぶ街道でした。
ある文献では「中山街道」と言い、ある資料では「遠州街道」と呼んでいます。
(遠州街道は一般的には飯田から浜松に至る街道を言いますが、
地元の人々が遠州に通ずる道ということでこう呼んでいたのかも。)

この中山古道は大正ごろまの地形図では
町村道を表す「聯路」という道で
実線と点線の2本線で描かれていました。
他の年代の地形図での記号の意味と考え合わせると
幅一間(1.8m)以上の道だったようです。

その後、豊橋側は昭和の後期になっても
幅員1m以上の「荷車道」と表示されていますから、
荷車の通行が可能な道だったのです。
荷車が通れるということは、幅が広いだけではなく
ゆるやかに登れるようになっていなければなりません。

時代が移り変わって現在、
豊橋側は中山峠までの道が
中山自然歩道として整備されています。
(中山自然歩道は昭和47年に開通)
普通に山歩きを楽しんでいるだけだと
とても荷車道だったようには思えないほど
木々が茂り自然に帰ってきています。
しかし、じっく見ると幅広の道が見て取れるはずです。

一方、中山峠から静岡側へ下りるには、
峠から尾根伝いにいったん50mほども高度を上げて
分岐点から下りていくようになっています。
こちらの道は木の間を縫っていくような幅しかありません。
明らかに狭く、そして傾斜が急です。
<以前撮った写真>
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峠を越していくために
わざわざ高い地点まで登る必要はありません。
通れない特別な理由がなければ
できるだけ低いところをつないで行くのが合理的です。
ですから本来の道はもっと低いところを通っていたはずです。
そして、その道は今では廃道となって
草木のなかに埋もれているはずです。

今回は以前から目を付けていた中山峠から
旧道の探索を始めました。

中山峠までは中山自然歩道を通りました。
この間の行程は省略します。

中山峠に着きました。
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峠から約30mほど北の分岐から入って行きます。
アオキがかなり茂って前方を見にくくしていますが
アオキがなければ人間の背丈ほどの幅が
続いているのがわかります。
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100mも進まないうちに堀割状の地点に到着です。
左右が切り立っていて明らかに人が掘ったものと思われます。
ただし、大木が何本も倒れていてふさがっています。
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以前、ここを南に回り込んで三角点に到達しました。
今回はこれを無理矢理突破します。
枝をかき分け、太い木を乗り越え、くぐり抜けます。
抜けた!と思ったら、
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なんとそこは崖のようでした。
切り立った崖というわけではないので
下りることはできますが、
とても道が通っていたとは思えません。

うーん。いったい?
堀割の周囲を調べてみます。
堀割の南側は三角点の探索で見ました。
そちらには道の痕跡はありませんでした。
北側を見てみます。
堀割の手前に薄い踏み跡がありました。
その踏み跡を茂みをかき分けていくと、
上に道の痕跡のようなものがありました。
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出ました。これです。
木が邪魔をしてよく見えませんが、
平らな帯が弧を描いて伸びています。

モミジイチゴやタラノキが地面を覆っています。
タラノキなどはパイオニア植物ですから
樹木が切り倒されて日の光が差し込むようになると
他の木々に先駆けて伸びてきます。
そして、他の木が伸びてくると勢いがなくなります。
したがって、日が当たるようになったのは最近のことのようです。
最近までここは道の状態を残していたのかもしれません。
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タラノキなどのとげを避けながらの行程ははかどりません。
踏みつけたり折ったりしながら進みますが、
うっかり服にささると取り除くのに手間がかかります。
以前無理に取ろうとしてズボンが破れたことがあります。
慎重に、ゆっくりと。
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やっととげの木がなくなると高い峠からの下り道と合流しました。
やはりです。思った通りでした。
ここには赤や色とりどりのテープが目印に付けてありました。
もちろん上の狭い道を行くための目印です。
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しばらくなだらかな道を進みます。
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そのまま下りていくと崖の上に出ました。
結びつけてあるロープにつかまって降ります。
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すぐ下に平山林道が来ています。
この崖は林道をつくるときに
山側を削ってできた崖のようです。
本来はなだらかに下っていたはずです。

林道に出ました。平山林道です。
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さらに林道の下側に下り口があります。
茂みのようなところに標示が見えます。
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はじめは斜面をずり下りるような下り方です。
こちらももともとゆるやかな道があったのでしょう。
林道ができたときに谷側は土で埋められ、
急斜面になったと思われます。。
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すぐに広さとなだらかさが出てきました。
表示板があり樹種が書いてありました。
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地元の平山小学校が過去に
地域学習をやっていたことがあるようです。
同様の表示は中山峠にもありました。
しかし、すごいですね。
平山小からここまでは約4kmほどあります。
しかも、そのうち1.5kmくらいは山道です。

この道は広さはあるものの、
ときには木の枝がいっぱい積もっていたり
ときには倒木があるなどして
歩きにくいところがかかなりあります。
人の手はあまり入っていないようです。
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最近植林された低いヒノキの林の向こうに
浜松のアクトタワーが見えました。
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ここは倒木が完全に道を封鎖しています。
回り込めるかと探しましたがありません。
強行突破です。
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激しい倒木に何度も出くわします。
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特徴的な石がありました。
なにかお供えでもしたくなりそうな岩です。
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ここもまた目立つ石です。
右手に展望があり、富幕山や東名高速道路が見えました。
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この目印の先は明るい樹林の外です。
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ミカン畑がいっぱい広がる上に出ました。
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ななめに坂を下りると舗装道路です。
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登山口を示す標示。
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ミカン畑用の舗装道路を下りていきます。
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一般の道路に下り立ちました。
左の小道から出て振り返ったところ。
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合流地点には登山口の標示がありました。
柱からとれて落ちたものを立てかけてありました。
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今回の山歩き兼探索はここまでです。
いずれこの近くの駐車スペースに車を止めて
こちらから登ってみたいと思います。
帰りは回り道をして中山峠まで戻り
中山自然歩道を帰ってきました。

中山古道の跡をたどれたのは大収穫でした。
しかし、堀割状の先が続いていなかったのはなぜか、
また、なだらかで通行しやすい古道が途絶えたのはなぜか、
いくつかの疑問が依然として残ります。
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by harahira2 | 2014-01-13 21:06 | 弓張山系 | Comments(0)

富士見岩


午後からひまができ、
東の空が晴れ渡っているのを見て
富士山が見られればいいなと思い、
富士見岩まで行ってきました。

石巻観光道路の途中までは車での進入です。
石巻巡回歩道の道標「キ16」から歩き始めました。
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階段(正確に言うと階段状)を登ります。
登るとすぐに道標「キ15」があったはずですが、
今回は写真を撮り忘れました。

雑木林の急坂になります。
が、長くはありません。
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道標「キ14」があります。
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林道に合流しました。
道標「キ13」「キ12」があります。
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林道を進みます。
滑り止めのためアスファルトに横筋がついており
勾配が大きいことを示しています。
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細い板に手書きされた道標「キ11」です。
ここから上に上がり林間を進む手もありますが、
このまま大知波峠まで直進します。
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大知波峠に着きました。
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豊橋自然歩道の道標「ホ25」があります。
長彦自然歩道への分岐点にもなっています。
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この大知波峠は長彦峠とも呼ばれますが、
最近では大知波峠の名ばかり聞かれます。
大知波峠廃寺跡が有名になったからでしょうね。

大知波峠廃寺跡は国指定の史跡です。
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ていねいに草が刈り込まれています。
浜名湖が遠望できますが、
先を急ぎます。
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東に登っていきます。
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まもなく三角点です。
四等三角点「長彦峠」372.9mです。
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タブの木にもたれたような「もたれ石」
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扇のように割れて開いている「扇石」
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道標「ホ24」があります。
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顔を傾けて見てしまう「傾き石」
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脇道があり東に張り出た岩場に出ます。
すばらしい展望が開けています。
浜名湖が広々と見えましす。
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富士山もうっすらと中央左に見えますが、
写真ではわからないでしょうね。
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左右にササの茂る道を通っていきます。
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富士見岩のある鉄塔が見えてきました。
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富士見岩のほぼ全貌。
やはり鉄塔がじゃまです。
必要なものなのでしかたないですが・・・
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道標「ホ23」や湖西側が立てた道標があります。
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岩の上からの眺望は完璧ではありませんが、
ほぼ四方が見えます。
東には富士山が見えます。
ややかすんでいますが。
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東の浜名湖と浜松市。
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北東の富幕山。
その下には新東名高速が走っています。
左手で東名高速道路とつながっています。
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その北に見える南アルプス。
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北の鳳来寺山、宇連山方面。
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北の本宮山。
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富士山にかかった雲がどかないかと
しばらくのんびりとして見ていましたが、
変化はなさそうだったのであきらめました。

帰りには大知波峠廃寺跡を
少し見て回りました。
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今年初めての富士山はかすんでいましたが、
まずまずの山歩きでした。
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by harahira2 | 2014-01-06 21:06 | 弓張山系 | Comments(0)